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内定は採用決定ではない。

アベノミクスの政策やオリンピックの招致が決定したことにより、雇用状況に、幾分改善の兆しが見られるものの、まだまだ実態はマスコミが報じるほど景気が良くなったという訳ではありません。
そんな中、企業面接後に仮に内定を貰ったとしても、実際に採用通知が届いて企業との雇用契約が成立するまでは100%安心はできません。内定はあくまでも内定です。
その後、バブル崩壊やリーマンショックの様に経済において大きな変動がおきれば、内定された採用が取り消されることも珍しくはありません。また、内定中に人間として・社会人として問題のある行動が発覚したケースでは、内定が取り消される場合もあります。
企業の内定通知や採用通知には求職側がそれに対して返答をする期間が定められており、期間内に企業と連絡を取り合って雇用契約を交わすまでは正式に採用が決まった訳ではありません。求職側は、複数の企業での求人活動を行っている人もいて、仮に内定を貰っても就職を断る人もいます。企業は内定書の有効期限内に返事が無い場合、代わりに採用する人材を他に充てなければなりません。その為、既に他の企業からも内定の通知を受けていて断る場合は、まだ内定が貰えず不安な状態で就職活動をする人の為にも直ぐにお断りの連絡を入れることが社会人としてのマナーだと考えます。
学生の就職活動においても、既に就職活動をする時点でもう単なる学生ではなく、りっぱな社会人としての行動をとることが大切です。

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